【代表保志インタビュー】LATTE GRAPHICの10年とこれからの未来

今回は、わたしたちの原点とこれからの展望についてご紹介させていただきます。テーマは、創業10周年を迎えたLATTE GRAPHICの歩みと、代表・保志が語る「これからの10年」です。

Q1. 創業から10年を振り返り、一番の転機や印象に残っている出来事は何ですか?

原点は今から約14年前、オーストラリア・メルボルンで出会ったカフェカルチャーです。朝から街の人々が心地よい時間を過ごす姿を目の当たりにし、「モノの豊かさから、心の豊かさへ」という時代の変化を直感したことがすべての始まりでした。

そして10年前、オーストラリアで腕を振るっていたシェフ、ニュージーランド出身のバリスタ、そして当時僕自身が日本で一番好きだったカフェの店長を務めていた初代店長をはじめとする創業メンバーが集まりました。

物件やデザイナーとの運命的な出会いも重なり、描いていたカルチャーをひとつの形にできたことが、最も深く心に残っています。

Q2. 10年間大切にし続けてきた、ブレない考え方はありますか? 

根底にあるのは、創業時から変わらない「カフェで人々の人生を豊かに彩る」という理念です。バリスタが描く美しいラテアートも、料理のクオリティも、すべてはお客様に“豊かな時間”を感じていただくための手段であり、技術そのものを目的化させないスタンスを大切にしてきました。だからこそ、単なる店舗数の拡大競争は目指していません。

現在、1店舗あたり年間約10万人のお客様にご来店いただいています。出店を重ねることは「幸せの輪を広げること」である一方、スピードを優先して空間の質が落ちてしまっては本末転倒です。クオリティを維持できる確かな歩みで、1店舗ごとの価値を大切に育てていくことを何よりも重要視しています。

Q3. これからの10年で、LATTE GRAPHICが目指していきたい未来とは?

理念に立ち返りながら、カフェという空間が持つ新しい可能性を広げていく挑戦の10年にしたいと考えています。LATTE GRAPHICから派生したプロジェクト(L&)を含め、具体的には次のような取り組みを進めています。

・ローカルカフェの可能性

大型店とは異なる、地域により深く根ざした小型カフェの展開。出店立地や物件の制約にとらわれず、より生活導線に近いエリアで、街の日常に溶け込むコミュニティの場を提案していきます。

・ホテル×カフェの新しい空間づくり

ホテルの1階といえばレストランやバー、ラウンジが一般的ですが、そこに「誰もが気軽に立ち寄れるカフェ」をつくる取り組みです。敷居を下げて街に開かれた場所にすることで、旅人と地域の人々が自然と交差し、滞在そのものがより豊かになる接点を創出していきます。

Q4. これまでラテグラフィックに関わってきた皆様、そしてこれから関わっていく皆様へ

ブランドの本質は「人」そのものだと考えています。会社のために働くのではなく、スタッフ一人ひとりが“自分の人生を豊かに彩るため”に会社を活用してほしい。働く仲間自身が幸せとやりがいを感じているからこそ、その熱量はお客様へ、そしてパートナー企業の皆さまへと伝播していくと信じています。この10年間で培った土台をもとに、わたしたちはこれからも「心の豊かさ」を軸にした新しい空間価値への挑戦を続けてまいります。

パートナーの皆さまとともに、社会にポジティブな変化を生み出すプロジェクトをご一緒できたら嬉しいです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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