今回は、LATTE GRAPHIC のスクール事業についてご紹介します。
私たちはカフェを単なる飲食業ではなく、「人の豊かさに関わる場所」だと考えています。 その中で取り組んでいるのが、社内研修から派生したスクール事業です。
■スクール事業のはじまり
スクール事業は、もともと外部展開を目的に始まったものではありません。
きっかけは、社内で行っていたバリスタ教育でした。コーヒーは同じ豆を使っていても、抽出する人によって味が大きく変わります。代表の保志自身、ニュージーランドで出会った焙煎家たちの情熱に触れた経験から、「自分たちは抽出を通して、その価値を最大限に引き出す責任がある」と感じたと言います。
そうした考えのもと社内では抽出技術だけでなく、“職業観”そのものを育てる教育を大切にしてきました


■なぜ、外部にも展開するのか
私たちはカフェ事業と無関係なサイドビジネスは行わないという考えを持っています。
そのためこのスクール事業も、本業であるカフェ事業の延長線上にあります。社内で培ってきた研修プログラムやノウハウは、店舗運営の中で積み重ねてきた“資産”でもあります。それを社内だけに留めるのではなく、業界全体に共有していくことで、より良いカフェやバリスタが増えていくのではないか。 私たちはそのように考えています。
また、スタッフが講師として外部に教える経験は、教える側の成長にもつながっています。技術や知識を“伝える”ことによって、自分たち自身の理解や職業意識も深まっていく。スクール事業は、人材育成という面でも大きな意味を持っています。


■業界全体のためにできること
現在、地方を含め、“バリスタ”というものを「学びたくても学ぶ場所が少ない」という声は少なくありません。だからこそ私たちは完成度の高いノウハウを独占するのではなく、業界のためにシェアしていくことにも意味があると考えています。
この取り組みの先にあるのは、単なる事業拡大ではありません。良いバリスタが増え、良いカフェが増え、その結果として、人が心地よく過ごせる場所が増えていくこと。それが、私たちがスクール事業に取り組む理由のひとつです。


カフェという場所が持つ価値を、店舗の中だけで終わらせないこと。 これからも教育や人材育成を通じた業界全体への還元を目指すとともに、この取り組みから得られる新たな学びや視点を活かし、ラテグラフィックとしてのサービスやクオリティ、そして提案の幅をさらに高めていけたらと考えています。